竿先スズ選び

夜釣りではジーっと竿先を見続けるていてもどうしても当たりに気付かない事があります。
竿を二本以上出していると特に気付かない。
そんな時は竿先に鈴を付けて当たりを判断できるようにする訳ですが、これらの製品には一長一短があります。
そんな巷にあふれる製品の中で主にあるトラブルは・・・

・キャスト時に飛んでいく・・・
・竿先でスズがクルクル回りラインに絡まってしまう・・・
・竿先にキズを付けてしまう・・・

などがあります。
もういろんな会社が出していてどれがいいかわからなかったので気になっていたものを買ってみました。
これってどうなんだろうと思っている方の参考になればと思います。
実際に買ってみた結果まともに評価できる商品は2点しかありませんでしたよ・・・
あくまでも個人的主観で釣り方によって変わってくるので参考程度としてください。

1位 PRO MARINE スプリング鈴(AGS201-W中 S)
AMAZON

長所
・材質がプラスチック製で軽い(耐久性には難アリですが)
・ロッドにキズを付けない。
・蛍光カラーなので夜間でも見やすい。
・竿先の取付も簡単で使いやすい。
・ねじ込み式なのでキャスト時に飛んでいかない。
・ケミホタル37サイズを取り付け可能
・ラインと干渉もない
・コストパフォーマンスも良い(2個入り200円程度)
・感度も悪くない
・入手性の良さ(少し大きめの釣具屋なら売っている)
短所
・耐久性
・初回使用時はペンチで丸い部分を少し回してやらないとガチガチで回らない
・スプリングとスズが錆びてくる
・マニュアルが存在しないので最初は使い方が分からない

という事で1位とさせていただきます。

実際に竿先に取り付けた画像
丸い穴にケミホタルを装着します。
付加機能もあるので現状1位です。

2位 ミヤエポック ミヤすずリンリン( A-W 中)
AMAZON


竿先のガイドに針金で固定するタイプです。
長所
・キャスト時に飛んでいかない
・ロッドによるががっちり固定できる(回転しない)
・コストパフォーマンスも良い
・金属製なので耐久性は高い
・ラインとの干渉は無い
短所
・入手性は良くない(通販なら買える)
・材質が針金なのでガイドにキズが付く
(針金部分に保護カバーが付いたバージョンもあるのでそちらを使えばこの問題はクリア)
・サビは様子見で(今回初購入なので)
とりあえず「飛んでいかない事」と「回転しない事」を重点に考えられた製品のように感じました。
今回の比較対象では2位となったがもう少し種類があればそちらにしたかも。
スズの機能しかないのが残念です。昼間だけなら問題ないですけど。

そんな訳でちょっと改造してみました。
ガイドにキズが付きそうなので熱収縮チューブでカバーを付けてみました。


熱収縮チューブを2cm?ほど切り出してライターで軽くあぶって
まぁいい感じになりました。

とりあえずこれでガイドにはキズが付かないでしょう。


3位 製品名は不明


長所
・とにかく安い。(50個1000円程度)
・材質はプラスチック製でロッドにキズはつかない。
・LEDがあり竿先ライト機能がある。(ケミホタル37も取付可能)
・入手性は良い。(釣具屋で買うとコストパフォーマンスが悪くなる)
短所
・キャスト時に飛んでいく
・竿先でクルクル回ってラインに絡む
・竿先ライトの電池の接触方法が若干難あり
・すぐ錆びる
・3番ガイド付近でしかロックが効かない
ただただ安い!入手しやすい!としか言いようがないです。
安い理由は「飛んでいって無くなるので個数が必要」という理由で安いと思う製品です。
救いなのが竿先ライトを兼用できる点。
従ってスズを忘れて急遽買って1日臨時で使う分には良いですね。

4位 見たことは必ずある金属のスズ


長所
・釣り具屋ならどこでも買えます。
・まだ飛んでいかないほうですが飛んでいくこともあります。
短所
・割とがっちり固定しますが回ります。
・金属製なのでロッドにキズ付けます。
・錆びます。
・ラインに絡みます
・機能性の割に2個入りで高いです。

緊急時にこれしか売ってないのでしょうがなく使うというレベルです。
メーカも各社で出してますが私には使い道は無いです。
ドラグフルロック方式でのブッコミ釣りで尻手ロープにこのスズを付けるのには良いかもです。