磯釣りのアイテム

難易度の高い釣りです。
磯釣りがなぜ難易度が高いか?
・道具がいっぱいいる。
・渡船を利用しなければいけない。(沖磯の場合)
・地磯では荷物を担いで獣道を歩かなくてはならない。
・磯は危険
という理由から敬遠されてしまいます。
ここでは磯釣りに必要な道具を説明します。

「じゃ磯釣りって何がいるの?」
という疑問を下記にまとめてみました。

磯靴(※必須)

・ブーツタイプ

岩の上でも滑らないようになっている靴です。
靴の裏が通常のゴムではなくフェルト地でスパイクがついています。
ソール(靴底)を交換できるタイプがお勧めです。
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・長靴タイプ
長靴なのだが底がゴムでスパイクがついているものです。
おもに満潮時に海水に浸かってしまうような地磯で使うものです。
沖磯ではフェルトが無いと滑るためあまりお勧めしません。
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ライフジャケット(※必須)

ベストタイプのもので浮力材が入っていて桜マークのあるものを買いましょう。

A~Fタイプまであり用途ごとに決まりがあります。
基準に適合していないと渡船の船長に迷惑がかかる可能性があるので適合したものを購入しましょう。
ライフジャケット装着義務違反は船長が6か月の操船禁止になるという割とキツイ法令です。

また腰巻やベストタイプで膨張式のものは磯では使えません。
岩などで穴があく恐れがあります。
実売価格は1万前後のものがお勧めです。
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ロッドスタンド(ピトン)

・ピトン

岩の隙間に突き刺す棒です。
先端部がマイナスドライバーの形状になっています。
竿受けやバッカンの固定ができます。
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・竿受け

色々な素材と形があります。
釣りものによって形状を選ぶ必要があります。
タックルボックスやクーラーボックスなどに付けているものはお勧めしません。
磯は平らな場所は少ないので荷物も不安定な状態になっていることもあるためです。
磯で竿を立てる場合はピトンタイプの物を買っておくと便利です。
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・ピトンハンマー

ピトンやハーケン・クサビを打ち込むために使用します。
ホームセンターで売っているような金づちでも代用は可能ですが
凄く錆びるためステンレス製のハンマーが必要です。
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・クサビ

ただの木片。割りばしなどでも代用可能です。
鉛タイプもあります。
DAISOで木片(バルサ材)もあるので買ってみるのも良いかと思います。
実売価格:600円程度
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・ハーケン

荷物を固定したり尻手ロープを接続するために使用する。
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・竿立て
ピトンタイプの下記がお勧めです。
竿とタモを差し込むことができます。

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ウェア

・レインスーツ
磯では(渡船利用では時間まで戻れない)急な雨や波しぶきを被ることもあります。
そのため速乾性のフィッシングスーツやレインスーツがお勧めです。
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・ヒップガード(必須)

磯では座るところが無いので必要です。
また衣服の保護にもなるので安いもので良いので必ず買いましょう。
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・フィッシンググローブ(必須)
磯では鋭利な岩や貝が多数存在するため素手の釣行はNGです。
素手だとスプラッタな事態が発生します。
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・帽子(フェイスガード)
磯には屋根が無いので帽子やフェイスガードを用意しましょう。

・サングラス(偏光レンズ)
磯焼けや海面の反射で目が焼ける可能性もあるので携帯しましょう。

・タオル
波をかぶったりする可能性もあるので手汚れのもの以外に衛生的なものを2,3枚は携帯しましょう。

ランディングアイテム

・タモ(必須)
釣った魚を掬うために必須です。
長さは5m程度必要です。
2つ折りでたためるタモ網タイプが可搬性に優れています。
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・ギャフ

タモに入らない魚が釣れた場合に必要です。
グレ(メジナ)などを狙うのであれば不要です。
魚に突き刺して取り込みます。
ロープを結べるタイプを買っておけばフライングギャフ化することができます。
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・落としタモ

通常のタモに入らない場合や足場が5m以上ある場合に必要です。
場所や潮汐で取り込み可能な場所は変わるのであると便利です。
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ヘッドライト

磯釣りは朝早いため季節によっては暗がりの磯に上がることになります。
(渡船利用ではだいたい日の出~正午まで)
意外に忘れがちなので必ず持っていきましょう。
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磯釣りでは最低限以上のような物が必要になります。
特に命を守るための道具は命≒値段と考えてあまり安物は買わないようにしましょう。
磯では大物と遭遇する可能性も秘めてますので一度検討してみてはいかがでしょう?