先日に尻栓が破損したタモの柄ですが
「尻栓が破損した程度で捨てるのはいかんだろ」
などと友人の指摘により修理を行ってみた。
確かにその程度の作業余裕で出来ます(笑)
買い換えたタモの柄は重いし軽い物もあってもいいかな?と思ったし
また「今後、竿尻交換の練習にもなるしやってみるか」という事で作業開始です。
なおこの作業はカーボンを扱うので手袋とマスクとゴーグルを着用しましょう。
カーボンはクズは微粒子なので呼吸器官などに入ると危険です。
ゴーグルやマスクなどは安いし買っておくと便利ですよ。
まずは養生。
関係のない所まで切らないようにします。
マスキングテープでは薄いので今回は養生テープをチョイスしました。
なお養生テープは長期間貼り付けていると悲惨な事になるので一時しのぎな用途で使用しましょう。
旧尻栓を外す必要があるのでたまたま目についた何かに付属していた安物の糸鋸で作業開始します。
まずはどこのご家庭にでもあるリードバイス(万力)でタモの柄を固定します。
切断するときに粉がでるので容器的な何かの上で作業します。
切断個所に軽く削ってケガキを入れて徐々に切断します。
糸鋸でゆっくりとゆっくりと軽く~削っていきます。
ケガキが入ったらギコギコと切ります。
大夫切れましたがやはり安価な工具でははかどらないので・・・
持ってて良かった高犠の糸鋸(笑)
リューターでもいいのですが深夜の為糸鋸で頑張りました(笑)
工具類は割と好きなので結構色々持ってます。
工具があれば作業が何かとはかどりますからね。
「良い仕事は良い工具から」
すこしピンボケしましたが切断完了です。
やはりメーカ品だと早いです・・・
切断が完了したら隙間にキリやマイナスドライバーを差し込みます。
パキッと音がしたら接着剤が外れた証拠です。
後はニッパーなどで旧尻栓を取り除きます。
無事に取り外せました。
一部欠けましたがご愛敬。
「ここからの作業がマスクとゴーグルが必須です」
接着剤が残っているので粗目(100番~200番くらい)のヤスリで削り取ります。
これが結構硬い接着剤なので画像のような道具があれば作業が速いです。
TAJIMA サンダーSA50 中目
これまた早い・・・
紙やすりでもやってみましたが作業スピードが格段に違います。
たしか学生時代に購入したものですがまだまだ現役です(数十年以上前に購入・・・)
ガリガリ削ります。
少々関係のない所まで削れてしまいましたが気にしない。
ツルツルになりました。(私のマイカーのボディーのように(笑))
でも接着する場合はザラついている方がいいんですけどね・・・
セメダイン メタルロック(実売1000円程度)
続いてホームセンターで期限切れ間近で安売りされていたメタルロック
「炭素繊維に」という謳い文句に釣られてみました(笑)
見切り品でしたが練習用なので気にせず買いました。
AMAZONで購入した替え尻栓
φ32mmです。
無駄に2個入りですが予備で置いておきます。
サイズがピッタリすぎて中途半端にしか入らなかった・・・
なので養生テープで削らない部分をマスキングして
ガリガリ削りました。
削り過ぎに注意しながら・・・
削り終わったら削り粉をウェットティッシュで拭き取ります。
そしてあとは一気に接着しました。
硬化時間が必要なので接着後は即使用は厳禁です。
余分にはみ出したので拭きましたが素人感バリバリですね(笑)
接着時に養生テープ巻いておけばよかった。
まぁ練習で捨てるはずのタモの柄が復活したので良しとしましょう。
すでに連戦の傷だらけなので気にしない!
これで次回は(無いか?)キレイな修理ができることかと思います。