釣りと荷物を考える

釣りに行くのはいい。
でも車から釣り座までの移動に距離があると大変じゃないですか?
「釣りって体力使うよね」といわれるのは荷物に問題があると思う。
段差の無い堤防ならキャリーを使えばいいのですが釣り場ってそんな足場のいい所ばっかりじゃないですよね。
階段もあるしサーフ(ごろた浜。堤防超えるのも大変)などではキャリーは使えない。
そんな時はやっぱり体を使うしかないんですよね。
荷物を持ってサーフを歩いているといつもこう思うのです。

「俺は自・衛・隊・員・かっ!」

重いので足が砂にめり込んでいくあの感じ・・・
リュックは軽く15kg~20kgはある。
手にはロッド(リール付き)、三脚とエサ。
これで5Km歩けばもうほとんど訓練中の自衛隊員と同じです(笑)
ロッドは小銃・エサは弾丸といったところでしょうか・・・
自衛隊員はこれぐらいを毎日担いで訓練するのだから頭が下がります・・・。


さてカバンを省いて釣りで使う荷物は・・・
・竿・リール
・タモ
・三脚
・椅子
・プライヤ
・ハサミ
・魚つまみ
・仕掛け・オモリなど
・バケツ
・エサ
・飲食料
・クーラーボックス
・ランタン(夜間限定)
・ヘッドライト(夜間限定)
・サングラス(夜間でも朝日はいずれ来る)
・タオル
・グローブ
・ティッシュ(冬場はBOXタイプが欲しくなる)
・石粉(エサによる)
・呑ませ用の活きアジ(釣り方による)
etc・・・
一時期ひたすら考えました。
なんとか減らすか軽くできないものかと・・・
軽くできるものは
・オモリ→減らす
・椅子→クーラーボックスで代用
・飲食料→おにぎりは質量があるのでパンにする
・クーラーボックス→ソフトクーラーに変える(そうすると椅子が再び必要に・・)
・ルアー・ジグ→持って行かない。ナブラなんて起こらない(ナブラは見えないことにした)
・活きアジ→10匹から5匹にする(海水が減る)
そう何かを得るためには何かを捨てないといけなくなる・・・

そしてモンハンをこよなく愛する私が最終的に行き着いた答えは・・・

あ・き・ら・め・る

無理、本当に無理。
楽したければ釣れないけど車を横づけできる漁港に行くしかない。

横づけポイントって楽なんですが不思議と釣れないんですよね・・・

でも楽できるけど全然釣れない。
もうこれって何しに来てるのか分かんないじゃないですか(笑)
わざわざ遠くへ来て、その辺の漁港で釣れるベラやネンブツダイ・フグ釣ってどうすんのよ?って。
じゃ次はどうするか。
車と釣り座の往復回数を減らす。
これは何とかできそう。
・仕掛けなどはリュックにまとめる。
・クーラーボックスはソフトクーラーもしくは釣れたらトイレのタイミングで車へ運ぶ。
・飲食料最低限を釣り場へ持参。PETボトル1本だけ。あとはトイレの時に・・・
などとするようにしました。

今では
・リュック(仕掛け・オモリ・バケツ・タオル・ランタン・ヘッドライト・石粉・魚つまみ・プライヤ・ハサミ・ティッシュ・ナイフなど)
・ロッドケース(コンパクトロッド3本・リール3つ・三脚・タモ)
・エサ(ソフトクーラーにまとめる)
・椅子
・アジバケツ(釣り方による)
こんな感じでまとめるようにした。
車と釣り座までの移動も1~2回と最低限で済むようになった。
地磯釣行だと活きアジはなるべくNG。とマイルールも決めた(笑)

地磯にアジ持ってくのって本当に大変!

やっぱり釣り場では快適に釣りしようと思う。
苦労と楽しめた感を得られるかの割合が重要と思ったので。
どこでトレードオフするかは個人の考えなので皆さんも自分で考えてみてください。
今回はあくまでも参考ってことで・・・